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29,広重/木曽街道六十九次・和田

29,広重/木曽街道六十九次・和田

『木曽街道六十九次』は渓斎英泉と歌川広重のコラボレーションによって描かれた浮世絵木版画の連作です。旅の起点である東京日本橋から京都三条大橋を結ぶ中山道ルートの宿場と四季折々の風景描写70枚をお楽しみ頂けます。

 

和田宿から鍛冶足、大出、唐沢、施行所(接待)、東餅屋村と過ぎ、東餅屋村から九十丁の上りで和田峠に入りました。

この間にある施行所は、別名深沢と呼ばれていました。文政の初め頃(一八二O)、江戸の綿糸商かせや友七がここを通り、険しい山道を越えていく旅人の苦しさに寄り添い、旅人には一椀のおかゆを、牛馬には小桶一杯の煮麦を施したと伝えられています。
それからそのような所作を接待と呼ぶようになったといい伝えられ、当時の「永代人馬施行所」の標札は、今も林家に保存されています。
和田峠は現在も標高千五百三十一メートルあり、今なお雪深く、頂上には雪よけトンネルが設けられているほどである。
雪の景を得意とする広重は、この地を雪が山の緑をおおう季節を描きました。

 

木曽街道六十九次

監修/樽崎宗重

サイズ 33.1×24.5

マットサイズ

額装サイズ

用紙/越前生漉奉書

顔料/純日本製

摺法/純手摺木版画

製作/梶川工房

発行/山田書店

    ¥4,400価格
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    29,和田
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